こんにちは、昨年の夏に会社を辞めて、個人での活動を始めてから1年近くが経ち、どうにかギリギリで生き延びることができています、ぼりです。
この1年、クラウドファンディングに挑戦したり、誕生日に物乞いしてみたり、お金がないときにご飯食べさせてもらったりと、とことん人に助けられて生きてきました。
助けてくださったみなさんに対してなにかお返しができているとすれば、ただとにかく感謝の気持ちを行動に移すことくらい。
人に助けられてばかりのぼくではありますが、今、めちゃくちゃ応援したい人がいます。
ただ、その人を紹介する前に、ちょっとぼくの話をさせてください。
もくじ
人間、1人じゃ何もできない
これがこの1年、個人での活動を始めたぼくがとことんぶつかってきた壁であり、なにより勉強になったことです。
ぼくはけっこういろいろと「できないこと」が多い人間です。
特に数字の管理とか。
30歳にもなって、未だにキャッシュフローを把握してなくて、月末になると手元に小銭しかなくなることとか、しょっちゅうあります。
ただ、「なんにもできないのか」といわれればそうでもない自信も持ってます。
ぼくは、とにかく「行動を起こすこと」には自信があります。(頭悪そうとか言わないで)
「自分のできること」に全力を尽くさせてもらったからこそ得た結果
これを実感したのがクラウドファンディング。
出張料理人のぼくと陶芸作家のユキガオさんで、実際にぼくたちの作った料理と器に触れてもらいたいという目標の元、立ち上げられたプロジェクトで、多くの方に支援をいただきました。
ここで実際に支援していただくこともそうだったんですけど、プロジェクトを立ち上げる前から、一緒に活動したユキガオさんや、プロジェクトについて色々と教えてくださった多くの方のアドバイスの元、このプロジェクトは出来上がりました。
ぼくは、細かいことは置いといて、とにかく行動に起こすこと、そして熱意を伝えることに全力を尽くしました。
もし、一人で全てをこなそうと思っていたら、この結果は得られなかったと思っているし、そもそも何もできなかったと思っています。
自分のできることはもちろん全力でやる。その上で、自分の弱いところは素直に頼る。
この分担がしっかりできていたことは、間違いなく結果に影響したと思っています。
いろんな方に手助けをもらったからこそできた「達成」。本当に嬉しかった。
この経験をしたことで思ったことは、「自分が応援したいと思う人には、ぼくのできる限りの応援をして力になりたい」ということ。
ぼくのこの意識を踏まえた上で、今回の「本題」です。
今、本当に応援したい人がいる
昨年、ぼくの住んでいるシェアハウス「ハイパーリバ邸」に相談者が訪れました。
「片倉 蓮(かたくら れん)」という方です。(写真右から2番目のちっこい人)
彼は、茨城にある物件を利用して、「都会の暮らしにちょっと疲れてしまった人が、休憩しに来れる場所、そして元気になったらまた自分の人生の新しいスタートを切ることができる場所を作りたい」と言っていました。
彼自身、歌舞伎町でホストやってたり、ガールズバーを経営して失敗したり、なんか訳わかんない仕事をしたりして、ようやく現在にたどり着いた。
彼の身の上の話や、今後実現したいことを聞いて、「リバ邸」にピッタリだなって思ったので、「もしリバ邸として活動したいという意向があれば、管理者につなぎます」というようなことをお伝えしました。
そしたら、翌日には全て行動に移し、すぐにリバ邸茨城を立ち上げ。
その後もすごい勢いでリバ邸の関連の方と積極的に関わっていき、活動の幅を広げていきました。
1回めっちゃ怒った
そんな彼を「やべー、片倉蓮すげー。」って思って陰ながらみてたときに彼から再び相談が。
あるシェアハウス関係のイベントにどうしても参加したいのだけど、席が取れなかったって話でした。
たまたまぼくもすこーしだけ関わっていたイベントだったので、主催の方に連絡し、1席を空けてもらうことに成功。
ところが、数日前になって急にドタキャンしやがったんです。
そのときに実際にやり取りしていたメールがこちら
けっこう怒ってますね、ぼく。
ただ、こっからの彼の行動にびっくりしました。
後日、日本酒持って謝りにきたんです。
「いや、やくざか何かかよ」って思ったことは置いといて、その時に言ってた彼の言葉で、ぼくは彼の今後の活動を全力で応援したくなりました。
「こういったことをしてしまったとき、今まで「怒られる」ってことはなくて、音信不通になったり、その後関わりを持って頂けなくなることばかりだったので、こうしてちゃんと思ったことを伝えてくださったの、不謹慎かもしれませんが、めっちゃ嬉しかったです」と。
もうなんか、「さすが元ホストかよ」「ピンチはチャンス戦法やん」って思う反面、彼の実際の行動、そして人としての「進みたいと思う力」に、ただただ「すげえな」って感動しました。
そして、その後スタートしたのがこのプロジェクトです。
ぼくはリバ邸茨城を、そして片倉蓮を全力で応援する。
残すところあと3日となったこのプロジェクトは今日、ようやく目標の金額を達成しました。
本当におめでとうございます。
プロジェクト開始当初から、支援をすることは心に決めていたのですが、ぼくは、目標金額を達成してから支援をしたかった。
それには理由があります。(単純に、最近までガチで小銭しか持ってなくて、支援するお金がなかったのも事実なんですけど…)
「金額」とはまた違った形の「応援」
ぼくはもちろん応援してるし、応援は「行動」だと思ってます。
じゃあ、今のぼくにできることは実際に支援するということ。
そしてもうひとつ。
こうして発信し、片倉蓮、そしてリバ邸茨城を応援している姿勢を「知ってもらうこと」です。
先ほど書いた通り、自分の「個の力」なんてたかが知れていることは十分理解しているつもりです。
ただ、ぼくが仮におこづかいを100万円持ってても(ないけどね)、それを突っ込むのは違う。
どれくらいの金額が集まるかは確かにすごく重要です。
だけど、それと同じくらい。いや、それ以上に、彼らを応援してくれる人がどれだけいるかがすごく大切なんです。
なので、達成するかどうかは超重要な上で、どれだけの人に応援して頂けるのかが更に重要だと思っています。
だから、達成するまではちょっと見守っていたかったです。
必ず達成すると思っていたので。
すでに達成はしていますが、彼らのプロジェクトを、どうか一度見てほしいです。
そして、できれば彼らの背中を押してあげてほしい。
片倉蓮のこれまで、そしてこれから実現したいことが、全てこのプロジェクトに込められています。
ちなみにぼくが支援したのはこちら。
ぼくが住んでいるハイパーリバ邸も、クラウドファンディングに挑戦したとき、全ての支援者の方のお名前をリビングの壁面アートに掲載というリターンがありました。
そして、実際に足を運んでくださった方が、自分の名前を探し、自分の名前と一緒に記念に写真を撮ってくださったりするんです。
それを見るたびに「何か羨ましいな〜」って思ってました。
だから、居酒屋りばてぃ〜のどこかに飾られる自分の名前を見つけて写真を撮りに、実際に遊びにいきたい。
そして、「支援した自分の名前を見に行く」ということをリバ邸茨城へ遊びに行くための理由にしたい。
そんな気持ちを込めてこのリターンに支援させていただきました。
さいごに
もしよろしければ、この記事をご覧になってくださった方。
どうか、力を貸してください。 実際の形として、彼らのプロジェクトにお金を支援してください。
ぼくも実際に体験したのでわかるのですが、一人の方に実際に行動を起こして頂けたって、本当に嬉しいんです。
すごく、自信になります。
だからこそ、片倉蓮、そしてリバ邸茨城にはプロジェクトの成功を越えて突き抜けてほしいです。
よろしくお願いいたします!!
自分の個の力なんてホントたいしたことないってことを理解してるから、「流れ」を作り出すことができる人になりたい。
— ぼりさん (@borilog) 2017年6月7日
以上、ぼりでした!