フリーランス

【独立・副業】「対価として頂くお金」を意識する事が最初の一歩

こんにちは、元板前の「ぼり」です!

ぼくは社会人になって10年、会社員として毎月お給料を頂いてきた上で、今後フリーとなり、個人の力でお金を稼いでいく事を決意しました。

会社員生活を終え、実際の生活の中で移り変わってきた「お金」についての考え方を書き起こします。

時給や月給で”お給料”を頂くという働き方

固定給の時もあれば営業成果給のときもありましたが、月給としてお金を頂いている以上は、毎月ある程度の「収入」がある事は約束されていました。

そして、「やる気が出ない〜」と言っていても、その時間に対してお給料は支払われるし、毎月決まった数のお休みも頂く事ができる。

会社という枠組みのルールがある中で、与えられる仕事を自分のスキルを活かして仕事をする事で、その対価としていただけるのがお給料です。

お給料って本当に有り難い

会社員でいる事でぼくは、毎月頂けるお給料というのが予想できるので「今月はあと◯万円使えるな〜」と思ってそんなに必要ではない物や、ちょっと誘われただけの飲み会なんかにも参加していました。

それはやっぱり「決まったお給料を頂ける」という安心感からくる感覚。

10年という期間の中で感覚が麻痺して当たり前になってしまっていたのですが、これって本当に有り難い事です。

普段、どれだけ文句をたれていても、会社は社員を守っています。義務なので。

自分の仕事に価格をつけ「価値」を頂く力はあるのか?

ぼくは今、別の会社で働いてお給料を頂く以外の方法で「お金を生み出す方法」に挑戦しています。

つまり自分の仕事に対して値段を決め、対価を頂く事

自分のした事で価値を生み出して対価を頂く事って本当にむずかしい。

お給料として頂くお金も、確かに自分のスキルを会社で発揮して頂く「対価」ですが、その力を発揮できる「会社」という存在がなければお金は頂けません。

自ら「価値」を生み出して対価を頂く力は会社員としてお給料を頂くのとは全く感覚が違う事を認識しました。

自分ができること、やりたいことで「対価」を生み出す

たとえばぼくがこの「ブログ」に費やしている時間や労力を「与えられた業務」として捉えていたら、とんでもない低賃金労働ですし、おそらく苦痛でしかなかったと思います。

だけど、自分がやりたくてやっている事に対して「お金」を頂けているという事がすごく有り難いし、お給料として頂いているお金と違うものに見えてきました。

それは多分「決められた事をこなして頂くお金」と「自分自身で作り出した価値」の違い。

変わり始めた「お金」と「時間」の概念

こうしてお給料ではなく「自分の力で対価を生み出す事」を意識するようになってきて、ぼくの意識は大きく変わりました。

現在も会社員でいる中、「休日」という概念はなくなり「何にお金と時間を費やすのか」について常に考えています。

「時間とお金を無駄遣いしたくない」

こう書くとなんだかケチ臭く感じてしまいますが、「時間」に関して言えばダラダラするのも自由だし、飲み歩くのも全て自由だけど時間は過ぎていっているという事。

「やる気がでない〜」なんて言っていても誰にも怒られませんが、同時になんの価値も生まれません。全てが自己責任。

この緊張感は会社員勤めだけの感覚でいた頃にはとても感じられませんでした。

やるしかない状況に自分自身で追い込んだ今、ぼくは必死です。

「お金」に関しては、「金額に対して生み出される価値」をよく考えます。

例えばぼくはスタバが好きなのですが、その「コーヒー1杯」においても、すごく味わって飲むようになりました。

120円の缶コーヒーじゃなくて500円の「スタバのコーヒー」を飲みたいと思うのは、味はもちろんの事、あの「空間やサービスに満足して対価を支払っている」と思えるから行きたいんです。

お金を頂く事の有り難みの実感

そして「お金を稼ぐ事の大変さ」を現実的に感じる事ができるようになってきた今、お金を頂く事に対しての感謝がまるで違います。

それは現金として頂く事だけでなく、例えば単純にランチをオゴってもらう事だけでも今までの感覚とは違ってすごくありがたい。

ぼくに「価値」を見出してお金を出してくださる事。

これに対して以前よりもずっと感謝できるようになったぼくは、きっと一人の大人として、成長できたのではないかと思います。

まずは時給や月給という感覚から離れてみるのが最初の一歩

自分自身の力の「対価」としてお金を頂くという事。

これをちゃんと意識できるようになるだけで、フリーでも会社員でも頂く「お金」に対しての感謝は大きくなります。

現在会社員として働いている方で「お給料が少ない」とグチをこぼしている人もいるかもしれませんが、自分の力だけでその「少ないと感じるお給料」は生み出す事ができるのでしょうか?

正直な現状を言えば、ぼくには到底できません。

でも、だからこそ、これを実現する事で僕の将来の活動範囲は大きく広がります。何をどう言い方を変ようがやっぱりお金って大事。

これに向き合い、自分の生み出した「価値」に「対価」を頂く事。

この力を拡大していった先に自分の力で、満足という対価を生み出して生きていけたらこれ以上の喜びはないと思っています。

以上、ぼりでした!