石川県能登半島、穴水町の”岩車”という地区で「ぼりちゅに邸・ぼりえっ邸(以下”ぼりちゅに邸”で表記を統一)」というシェアハウスを運営しています、ぼりです。
ぼりちゅに邸は、簡単に説明すると
- 居住期間最大3ヶ月
- 家賃3万円
- 限界集落
- 全部屋個室
- 周りに一切の雑音(誘惑)なし
と、ぼく自身が没頭できる環境が欲しくて作ったシェアハウスなので、ドラゴンボールの精神と時の部屋のように集中するための環境です。
以下、ぼりちゅに邸の理念と概要について紹介します。
もくじ
ぼりちゅに邸(リバ邸能登)の理念
ぼりちゅに邸で大事にしている点は3つあります。
- 没頭する
- 依存しない
- 運営者として
ひとつづつ書きます。
没頭する
冒頭に書いた通り、ぼりちゅに邸は自分自身が没頭できる環境に身を置きたいと思い、一切の誘惑がない環境を選びました。
コンビニに行くには下山(車で15分〜20分)する必要があるし、集落には自動販売機すらありません。
誘惑が時間を流してくれないので、言い訳できません。
都会のように有り余る選択肢の中から行動を選ぶのではなく、自分で決めた選択に集中するための場所です。
なので、前提として自分がこの場所で過ごす時間で何をするのかをハッキリさせてからの入居をお願いしています。
依存しない
居住期間を最大3ヶ月と限定することで、
- 環境に依存しないこと
- この場での生活に限りがあること
の2つを意識してほしいと思ったので、限定期間を設けました。
実際には別に誰もが3ヶ月住む必要はないし、1ヶ月間だけとかでもぜんぜんありです。
ただ、退居する日(もしくは基準)を決めた上で入居してもらいます。
運営者として
あと、住人を”お客さん”として扱うつもりはありません。
基本的には全員が運営者の目線でいてもらいます。
オーナーシップを持って自分で活動すること。
ここにはいい意味で”なにもない”ので、なければ作る。
人や環境に求めない。
ぼりちゅに邸の目指す先は”母校”。
ぼくは、この環境で過ごした住人とはずっと関わっていきたいと思ってます。
正直、ぼくはぼくで得意なことがあるけど、できないこともめっちゃ多い。
それを生活を共にして、考え方とかもお互いに知っている相手と一緒に補い合うビジネスパートナーが増えてったら素敵だなって。
で、この場所を出たあとも、ふと疲れたときにはまた帰ってこれる、母校みたいな場所にしたいです。
「おかえり」って言いたいし、言われたい。
人は、疲れた時じゃなくて”選択肢を失った時”につぶれてしまうものだと思っていて。
だから、ぼりちゅに邸を卒業した人は、いつでも戻ってきてくれていい。
でも、戻ってきてとは言わない。
「まあ、最悪ぼりちゅに邸に帰れば生きていけるかw」
みたいな、いい意味で”最悪の場合”の選択肢として心のセーフティネットになれたら嬉しいなって思ってます。
その他、ぼりちゅに邸の理念について、詳しくはこちらに書いてあるので、住民となることを検討されている方は必ず読んでください。
ぼりちゅに邸の特徴「3ヶ月限定」について
こちら、わかりやすいから3ヶ月限定としているのですが、実際には期間で区切らなくてもいいです。
この限定期間を設けている理由はあくまで
「ここで過ごす時間には限りがあるということ」
「いま自分はここでなにをすべきなのか」
というような自分の意識をはっきりして来てほしいという願いから定めたルールです。
なので、過去の卒業生も3ヶ月という基準以外にも以下のようなルールを自分に設けていました。
- 毎日必ず一冊本を読んでインプットする
- ライティングで月に10万円稼げるようになるまで住む
- 住んでいる期間、毎日必ずブログを更新する
このように、期間に限らず自分がいまなにをするためにここにいるのかを明確にできれば、特に期間に縛られる必要はありません。
ぼりちゅに邸入居概要
実際の概要について説明します。
- 住所 石川県鳳珠郡穴水町岩車
- 家賃 30,000円(*共用品込)
- 定員 6人
→6人を越えた場合はドミトリー対応 - 部屋形態 個室
- 居住期間 最大3ヶ月(運営者・管理人を除く)
生活費に含まれているものは以下です。
- 水道光熱費
- Wi-Fi
- ガソリン代
- 車の維持費
- 消耗品費
家賃が込み込み3万円の理由
生きるのに30,000円しかかからないというのは異常な安さですが、安さを売りにしてるわけではありません。
理由は以下の2つです。
・生きるために稼ぐという負担の軽減
・必要な生活費の明確化をすること
フリーで活動していこうと思ったら毎月固定のお給料を頂けるわけではないので、シンプルに”生きるために必要なお金”を最低限稼がなきゃいけない。
なら、「生活に必要なお金」が毎月3万円と明確になってたら、1ヶ月に稼がなければいけない最低限の金額も明確になります。
お金や環境の不安をできる限り取り除くことで、住人の最大パフォーマンスが発揮できるようになったらいいなって思ってます。
ぼりちゅに邸は、一切「収益化」を行っておりません。
また、ぼりちゅに邸は、オーナーのぼりには一切運営費が入りません。(辛い)
これは前述の「運営者目線で」という理念を守るためで、住民にはぼりちゅに邸専用の銀行口座(ゆうちょ)の残高を公開しています。
繰り返しになりますが、住民はお客さんではなく運営者です。
ぼりちゅに邸で購入したい備品があったときも、その備品には費用対効果が見込めるのか。
それはただの”わがまま”ではなく今後の住民のためになるものなのか。
そういった意識を「お客さん」という立場ではなく「運営者」として持ってほしいと思って取り入れた仕組みです。
ちなみにですがっ!!!(大声)
ぼりちゅに邸をもし応援してくださる方がいたら!
下記の口座に投げ銭とかしてもらっていいからね!!
まじで運営ギリギリだし、ほんとはリビングにクーラーとかつけたり設備面の強化とかもしていきたいんだ!!
まじで!頼む!!
ということでぼりちゅに邸住民用の銀行口座晒しておきますね。
ぼりちゅに邸銀行口座
【金融機関名】 ゆうちょ銀行(9900)
【店 名】 三一八(318)
【口 座 番 号】 普通 12372411
【口座名義人】 オオボリサトル
ぼりちゅに邸入居希望者へのスポンサー制度
また、この記事の最後にあるぼりちゅに邸の入居応募フォームの中に「スポンサーを希望されますか?」という枠があります。
もしそちらに応募して頂いた場合、「ぼりちゅに邸住民となる方の全滞在費と交通費を負担してもいいよ」と言ってくださっているぼりちゅに邸スポンサー様に、応募フォームの情報をお送りします。
このフォームの内容を見てスポンサー様が「いいじゃん!出してあげる!頑張って!」ってなってもらえれば、スポンサー様と入居希望者をマッチングし、費用を負担して頂ける制度です。
詳しくはコチラ
と、ここまでがぼりちゅに邸の理念とか概要の説明です。
注)ぼりは常駐しているわけではありません。
ぼくは、この地にずっと滞在している訳ではありません。
ぼく自身の仕事で離れていることも多いです。
ちょこちょこ帰って来ることはあるのですが、管理者としてではなく責任者として籍を置きます。
ぼりちゅに邸に住む人に求めるのは主体性なので、ぼく自身が管理や活動に口を出す(型にはめる)つもりは一切ありません。
ただし、問題が起きたときの責任はぼくが取ります。
ぼくは管理人として常駐するのではなく、発起人としてどんどん進んで刺激を持ち帰る人になりたい。
ぼくは不定期で出入りしているのですが、入居希望者の方の入居時の面談、そして退去時の面談は必ず行います。
入居申し込み、お待ちしてます!!!
ぼりちゅに邸入居希望フォーム
ぼりちゅに邸の入居募集の受け付けは、以下のフォームから行います。
だいぶ意識高め&くそド田舎にあるシェアハウスですが、もしぼりちゅに邸にて(最大)3ヶ月間生活をしてみたいと思った方は応募を頂ければと思います。
ぼりちゅに邸入居までの流れ
以下、実際の入居までの流れです。
- フォームに入力
- ぼりとビデオ通話
- 管理人と直接会って実際の生活を見る
- 退去日(or基準)を決めた上で入居
それでは熱量のある応募、お待ちしてます。
その他質問とかあったらぼりのLINEにて受け付けてますので、気軽にどうぞ〜!!
ちゅに。