ぼりの備忘録

自分の軸が定まってない状態で人に「どうすればいい?」と相談するのは無意味

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こんにちは、ぼりです。

ぼくは1ヶ月前に会社を辞め、じぶんでこの先の道を切り開こうと、試しては失敗しながら迷走中のアラサーです。

社会人として企業に10年以上もお勤めてきた上で、いざフリーになり活動を始めると、不安になることも山ほどあるワケで、相談を聞いてもらったりしてかなり周りの人の力をお借りしています。

この慣れない環境の中で忘れかけていたことが、じぶんの軸の大切さです。

軸がブレているときとしっかりしているのでは人からいただく言葉もうまく活かせないことを痛感しました。

じぶんがブレブレなままで人に意見をもらっても無意味

ぼくは昔、「とりあえずなんでも人に相談するタイプ」でした。

でも実際に何か明確な答えがほしくて喋っていたのではなく、

  • 思いついたことが正しいのかどうかわからない
  • 誰かの応援がないと不安
  • 人から答えを貰いたい

といった感覚でした。

占いとかにはまって流されちゃってる人と同じですよね。

じぶんがどうしたいのか、何に問題意識を持っているのかがハッキリしていなければ、どれだけ人に相談して、想いの込もった言葉をもらっても何も成長はしない。

結果的に、ただ人の意見に流されるだけになってしまいます。

まずじぶんの力で判断すること

そしてある時ようやく、相談するばかりで「じぶんの軸」がないことに気づき、どうでもいいことは誰にも相談しないようになりました。

それから先はもちろん「人に聞いておけばしなかった失敗だったな」と思うこともありながらも、自分自身で下した決断には「後悔」はありませんでした。

すべてが自己責任だから。誰のせいにもしないし、できない。

ぼくでいうとけっこう生意気な性格なので、じぶんより目上の方とかであっても、無駄に我慢することはなく率直に伝えます。

前職場でもそういったことで先輩とケンカになっちゃったりして、結局その先輩はぼくが退社するその日まで業務以外の口は一切きいてくれませんでした。

以前までのなんでも相談しちゃうぼくなら「会社の先輩にこんなひといるんだけどどうしたらいいかな?」って先に聞いていたんです。

でも、だいたいの人から返ってくる答えは「我慢して流しておけばいい」です。

ぼくが実際に先輩とぶつかった後も、後輩から「流しておけばいいのに」と言われました。

結果的にみれば、ぼくは明らかに少数派の意見だったにもかかわらず、後悔がない行動を自分で判断して起こすことができた。

ぼくはいまでも、この「誰かに答えを頼らずに判断した行動」はすごく大切だったと思います。

でも、もう一歩成長するのならば、心がしっかりと「後悔のない行動」を決めたのだったら、あとはその判断の質を上げる方法については相談しても良かった。

最後の一割を詰める相談

自分の頭で考えること、判断することは成功か失敗かよりももっと大切な「自分のしたいこと」を明確にします。

そして、自分の軸を持たずに人からの意見のとおりに行動していると「自分のしたいこと」から「誰かがいいと言っていたこと」にしかなりません。

おおげさに聞こえるかもしれませんが、じぶんの人生を生きていないんです。

だから相談事は軸を持った状態でしないといけない。

相談をすることは必要、軸があるなら

まず自分で行動を選択すること、考えを詰めること。

その先にはじめて「人からの意見に耳を傾けること」が必要です。

それが友達でも、親でも、電話占いでも何でも構わないんです。

「したいこと」の軸を固めた上での「詰め」であれば、その「したいこと」のクオリティは間違いなく上がります。

参考程度でもいい、違うと思ったら聞き入れないという判断も含めて。

したいことを人に判断してもらう必要はなくても、判断に活かすかどうかを考えることのできる選択肢を増やすことで、ひとりでは到達できなかったところに辿りつける。

心にしっかりとした軸を持つまで、何かに頼ってちゃいけない。

以上、ぼりでした!