ぼりです!
これからぼくを含めた7人の仲間と共に取り組む「ハイパーリバ邸計画」について、決意表明と今後の活動について書き起こします!
- 僕には夢がなかった
- 誰かからの「背中を押す一言」で人は変わっていく
- 「一歩」を踏み出す為のシェアハウス「リバ邸」
- ハイパーリバ邸の定義
- ハイパーリバ邸を実現する為の方法「クラウドファンディング」
- 僕がハイパーリバ邸で取り組む活動と実現したいこと
- ハイパーリバ邸メンバーの決意
- まとめ
もくじ
僕には夢がなかった
まずは少し僕のお話をさせてください。
僕は現在、東京都内の料亭で板前修業の日々を送っています。
ですが、最初から「和食」の世界の人間ではありませんでした。
地元石川県の工業高校を卒業した後、
- 自宅から簡単に通える工場に就職。
- 人生を変える為、根性試しのつもりで佐川急便に入社
- 配達先の小料理屋さんに魅力を感じて和食の世界へ
といった流れで現在に至っています。
僕自身は子どもの頃、「大きくなったらサッカー選手になる!」みたいな夢のあるタイプではありませんでした。
勉強はダメ、運動もできない、面白い事も言えない。自分が「なにものかになれる人間」だとは到底思えなかった。
料理自体に興味を持ったのは、友人との間で主催したBBQで自分の用意した環境、簡単な料理でその場の人たちがすごく楽しそうにしてくれていたから。
たったこれだけの事のように思えるかもしれませんがこれが僕の料理の根幹です。
その当時、興味程度ながら「料理人を仕事にしてみたい」と心の隅っこでひっそり思いながらも、収入がしっかりしていた佐川急便を辞める事には勇気が必要でした。
自分に自信のない僕は友人に「料理人を目指そうと思っている」と打ち明けたところ「まず何か行動を起こしてみればいい」と背中を押してもらい最初の一歩を踏み出す事ができたのです。
誰かからの「背中を押す一言」で人は変わっていく
それからの僕の生活は大きく変化しました。
一歩を踏み出すのは誰でもない自分。後に引けない状況を自分で作り出したところから僕は「やるしかない」状態となり、全力で料理に取り組む生活に。
くじける事もたくさんありながら一歩、また一歩。
「センス」なんてものがからっきしの僕は、歩みは遅かったかもしれないけれど、自分のできる限りの最高速度で前のめりにここまでやってこれた。
今もまだまだ道半ばだけど、僕は「友人の背中を押す一言」をもらったあの日から、自分でも想像のできなかった「現在」にたどり着く事ができたんです。
ここまでが僕のこれまでのお話です。
「一歩」を踏み出す為のシェアハウス「リバ邸」
今回の「ハイパーリバ邸」にはそもそも、起業家の家入一真さんが起案した「リバ邸」というものが背景にあります。
・世の中の枠組みや空気に苦しくなった人たちが集まる居場所であり、そこで各自が何かしら独自のアウトプットを追求する場所
・アウトプットの内容は自由で、ジャンルも規模も収益の有無も問いません。本当に自分のやりたいことを見つけ、それを形にしていく場所です。
自分の実現したい事があるけど一歩が踏み出せずに迷っている人や、現状に疲れて逃げ場を探している人。
そんな人たち居場所となる為に「現代の駆け込み寺」をコンセプトに作られたのが「リバ邸」です。
ハイパーリバ邸の定義
ではなぜリバ邸ではなく「ハイパーリバ邸」なのか。
それは今回の計画の起案者である宮森はやとさんの思いに綴られています。
*記事中より引用
リバ邸はぼくが優秀であると思える人を「住人」として選びます。
ぼくの優秀である人間の基準は以下のような感じです。
・オタク気質がある
・素直である
・何か一つ圧倒的な自分の強みを持っている
・行動スピードが速い
・他人の価値観の違いに寛容である
これらを備えた優秀な人間がリバ邸に住み、リバ邸に駆け込んでくる人々の相談や力になります。
ちなみにタイトルに「新しいリバ邸」としていますが、名前は「ハイパーリバ邸」にします。
何がハイパーなのかというとリバ邸に住む住民が全員ハイパーな人材だということです。
本元のリバ邸とコンセプトは変わりませんが、意気込みが違うんです。
住人全員が駆け込んでくる人たちの力になれる人材である事。
こうした「居場所」を作り出す事で、ハイパーリバ邸を後にするときには「一歩」を踏み出す事ができるように背中を押してあげられることを目指しています。
ハイパーリバ邸を実現する為の方法「クラウドファンディング」
今回この居場所を作り出す為の資金調達の方法としてクラウドファンディングに挑戦します。
※クラウドファンディング=不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うこと(Wikipediaより引用)
では、なぜ自分たちで出資し合ったお金で作るのではなく、資金をみなさんに出資してもらう事をお願いするのか。
それは 宮森さんの記事中にも記されているのですが、住人自体の意識としても「みんなで作り上げた公共の場」という意識を持つ事で住人にも責任感を持って生活をしてもらう為」です。
そしていつかは住人全員が巣立っていき、代々継承していく事を前提に考えているので、その後の新しい世代の為にもハイパーリバ邸を大切に扱う気持ちを持ってもらう事。
現在、三軒茶屋にてすでに物件は見つかり、契約できるところまで話は進みました。
実際に必要となる金額は100万円を超えています。
この金額はもちろん簡単に集まる金額ではありません。
これからはじまるクラウドファンディングで住人となる7人全員がリアルな場でもお願いをしてまわります。
この記事を読んで共感をしてくださった方がいれば、どうか支援をお願いします!
僕がハイパーリバ邸で取り組む活動と実現したいこと
僕はこれからハイパーリバ邸にて「板前としての新しい生きる形」を作り出すロールモデルになる事を目指して活動をしていきます。
僕はこの活動を始める為に会社を辞めます。それぐらい本気です。
会社を辞めることを理解してもらう為に社長にプレゼンもしました。そのときの内容、これからの僕の具体的な活動についてはこちらの記事に全て書き起こしてあります。
この活動を始める為にもハイパーリバ邸計画の成功は必須条件です。
僕はこれまで一般企業に勤めていたところから和食の世界で活動してきたこれまで、夢を夢のままに諦めていく人をたくさん見てきました。
僕は料理が好きでこの世界に飛び込んだ人が「条件」や「環境」によって諦めてしまうこの現状を打開したい。
俺は多分、もっともっと「優しく」なれる。その為に環境をつくる。
辿り着くのはずっと先だけど、今はすごく尖ってしまっているけど、俺自身がそうなりたい。
だからきっとなれる。
優しくて丁寧な料理人に俺はなる。
俺はやっぱり、人を笑顔にできる「料理」が大好きだ。— ぼりさん (@borilog) 2016年5月31日
こう書いてしまうと自己犠牲のように聞こえてしまうかもしれませんが、あくまで自分の将来の幅を広げる為、自分がお店を出したいと思ったときに「条件」や「環境」で諦めることにならない為の、自分自身の将来の基盤を築く為の活動です。
「自分の為」が「誰かの為」になるような活動にしていく。
そして、僕は現時点で板前としての実力が一人前だとは思っていません。
ハイパーリバ邸での活動がしっかりと実現できた後、この活動を続けながらでも受け入れてくださるお店を探して「修行」は継続していきます。
ハイパーリバ邸メンバーの決意
今回、僕の決意表明として書き起こしましたが、僕以外の住人もみんな強い想いを掲げていますのでどうか読んでみてください!
まとめ
これまでに説明したハイパーリバ邸計画のクラウドファンディングの開始は目前のところまで迫っています。
仕事も辞める、物件は決まった、役者も揃った。
あとはただ目の前の大きな壁を乗り越える為に全力を尽くす事だけです。
必ず達成させる。
以上、ぼりでした!