フリーランス

セルフブランディングに必要な機能的価値と感情的価値

度を越えたアピールで失礼致します、ぼりです。

 

この記事は以下の記事の関連記事となります。

www.ooborisatoru.com

上記記事では「セルフブランディングって、自分を過大表現するんじゃなくて、適切に自己開示することだよね」ってことをかいたんです。

ただ、この「適切な自己開示」は大きく分けて2種類存在するんです。

2種類の使い分けるべきセルフブランディング

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自分を適切に伝えるための表現方法は2種類。

自分が持っている能力を表現する「機能的価値」と、自分の想いを表現する「感情的価値」が存在します。

むずかしい言葉なのですが、場面や相手によって、ちゃんと伝えるべき「自分」を考えなくちゃいけません。

それぞれの「価値」について書き起こします。

感情的価値

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これは自分の熱量を伝えるものです。

自分にはどんな想いがあって今の行動をとっているのか、どんな想いを実現したくて今目の前にいる人に話しているのかを表現する。

一個人の人間として信頼してもらうためには、しっかりと自己開示をする必要があるし、条件だけの関係は条件によって崩れます。

だからこそ、自分が人間としてどういった想いを持っているのかを伝えるのはめっちゃ大事なことです。

機能的価値

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「自分は何ができるのか」「どんな実績があるのか」という価値の表現。

機能的価値を表現することを嫌がる人はたくさんいますが(ぼくもちょっと抵抗があります)、自分は何ができる人間なのかをちゃんと伝えないとお願い事(仕事)はされません。だって何ができるかわからない人に対して任せるのは怖いもん。

「価値」の表現どころを間違えたらつらい

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で、「適切な自分」を表現するときに、今は相手にどんな自分の価値を表現したいのかがハッキリしていないとつらいです。

ちょっと思いついた例をあげてみます。

ゲーム(機能)を売りにしてトモダチを作りたかったAくん

新しいテレビゲームを買ったことを自慢し、友人を招いたAくん。

友人たちはみんなAくんの家に遊びに行きます。

しかし、ある日お母さんから遊びすぎが理由でゲームを取り上げられてしまいました。

すると、ゲームのないAくんの家に友人が来なくなってしまいました。

Aくんは「みんな、ゲームにしか興味なかったんだ…」と落ち込んでしまいました。

(ただの妄想話です)

これは完全に空想の話なのですが、こんな場面ってけっこう世の中にゴロゴロころがってませんか?

友人と仲良くしたいときには素直に「トモダチになってほしい」って「感情」を表現することが必要なのに、ゲームという「機能」を表現してしまう。

Aくんの話で言えば、ゲームという価値をきっかけに友人とあそんで、遊んでいるときに「ぼくは〇〇に興味があってね」とかって感情を表現していれば、ゲームがなくなっても関係なかったのかもしれません。

ほかにもいろんな「機能的価値」と「感情的価値」がまぜこぜになってしまっていることがあります。

営業の場で「とにかくがんばります!(感情)」っていっちゃう

会社はお金を払うものなのだから、ちゃんと「成果」が見込めないと仕事はお願いできない。

「がんばります!」という感情だけでは任せられない。

お金(機能)で釣った相手に愛を求める

お金という「機能」を提示して相手を引き寄せたのに「感情」を求める。(いきなり話重くなった)

ぼりの例

ちなみにですが、ぼくは記事の執筆を依頼して頂くためのページ(LP)には極力自分としての機能的価値を表現しています。

ぼりの記事広告詳細 – ぼりちゅにてぃ

そして自己紹介記事では、ぼくの感情的価値に触れるようなことを書いてます。

板前を辞めてフラフラしてる三十路男子「ぼり」の略歴 – ぼりちゅにてぃ

ぼくのプロフィール記事を読んでくれた方は、きっとぼく自身に興味を持ってくださった方だと思うので、ぼく自身の「想い」に関する部分をとことん書いてます。

誇張表現ではなく、です。

ここで「調理師免許持ってる(ドヤ)」とか「ふぐの免許持ってる(ドヤ)」って書いて「機能」を示す必要ないんです。

ぼくの表現でしっかり伝わっているかどうかはまた別の話なのですが、しっかりと場面に応じて、自分の「伝えたいこと」をハッキリさせるのはめっちゃ大事。

状況や相手に応じて「伝えるべき自分」を判断しよう

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人と関わるときに、相手にどんな情報を伝えればいいのか?それがハッキリしていないと、ダラダラと長い話をしてしまって、結局「なにも伝わらなかった」ってなったらイヤですよね。

だからこそ、今自分は相手に対して「機能」(なんかちょっと言葉はイヤですが)としての自分か、「感情」としての自分か、どちらを伝えたいのかをハッキリさせて自分を表現すると、コミュニケーションがちょっと円滑になるかもしれません。

ちなみにぼくは最近、「おいしい和食屋さん知ってる(機能的価値)から一緒に食べにいこ!」って女性をお誘いしたら普通に断られました。

表現ってむずかしいですね。

ぼりでした。