ぼり@板前ブロガーです!
ぼくは今、『300円(交通費分)頂けたら、あなたのお宅にある余り物で「まかない」をつくります』というキチガイなサービスをはじめた板前です。
このサービスをはじめた理由など、くわしくはコチラの記事に。
聞きたいこととか遠慮なく聞いてください!もれなくブログのネタになるのでめっちゃうれしいです!逆にこっちから質問したいくらいのこともめっちゃあります!
あなたの「こんなこと聞いてもいいのかな?」ってお悩みがぼくにはすっごい大切な情報なので、どしどしご質問お待ちしてます!
*記事中より抜粋
現在、新規の受付はamazonの欲しいものリストのものを何か一つください。というサービスに変更しています。
と、いうことで電車で揺られること1時間半。とてもいい景色が流れます。
やってきました!茨城県つくば市!
遠いわっ!!!!!
前回もそうなんですけど、東京都23区内で受付開始して4県の依頼を頂いて、半分が県外ってこの注文の感じ、どうなってるんでしょうか?
大好きです。
ザ板前フリーダム。
*内容変更記事にも書いてある通り、現在は交通費を頂ければどこにでも伺うことにしました。
もくじ
第4回「親と子、それぞれの気持ち」編
今回ご依頼を頂いたのは、現在「50円ホームレス整体師」という訳わかんねー肩書きをもつ「ホームレスみや」さんのご実家。
つい先日、ぼくが3年勤めた整体師を辞めてホームレスになった理由。 – 未来は変えられるの?という記事が多くの人の目に触れていました。
この記事内でも紹介されているのですが、彼には夢があります。
みやさんは現在、「ぺーたーず」というチームを親しい友人3人と組んでいます。 そのぺーたーずでバーを経営するのが夢なんです。 バーのコンセプトは、人と人をつなげる場所、そして居心地のいい「みんなの居場所」となるお店にすること。
*記事中より抜粋
この夢を実現する為の第一歩として、利益度外視で45分の整体を50円で受け付けるというサービスを行っています。
50円で本格整体が受けられる!?その名もホームレス整体! – あほくおりてぃー
で、ぼく自身、みやさんたちのチーム「ぺーたーず」の空気感が大好きで、一緒にイベントなんかもさせてもらってるんです。
そんなみやさんの親御さんからのご依頼ですから、即答でオッケーです。
むしろ喜んで。
しかも、ぼくのブログを以前から読んで頂いていたそうで、今回の「出張まかないサービス」を機にお声掛け頂けたそう。
もう、超喜んで。
50円整体師の実家で話を伺ってきた
で、実際にご予約を頂いてから、メールや電話のやりとりをさせて頂いていたのですが、その時から既にお母様がみやさんを心配しているのがひしひしと伝わってきてたんです。
そりゃいきなり息子が仕事辞めてホームレスになって50円でいろんな人お宅にお伺いしてるってなったら心配ですよね。
ぼくは24歳のときに実家を離れ。大阪へ板前修業に出たのですが、1ヶ月が経って久しぶりに母親に電話したら母親が泣き出したのを今でも鮮明に覚えています。
というかぼくも泣いちゃいましたしね。
マザコンか。
ぼくのマザコン具合事はともかく、やっぱり親子だとついつい言い過ぎちゃったりもするんじゃないかなって思って、おせっかいとは知りつつ思い切ってお話をお伺いしたんです。
みやさんのブログ記事を読んで、お会いする前は気難しい方なのかと勝手に思っていたのですが超絶フランクでした。
めちゃくちゃビール飲まされるし。
正直、料理前にかなり酔っ払った。
親の気持ち
お話を伺ってて感じたのは、どれだけぶつかってもやっぱり息子のことは心配で、息子を前にしたら余計に口を出したくなるということ。
自分の息子には幸せになってほしい。
でも、その為には失敗も含めて経験をしなければならない。
口うるさくしたい気持ちを抑えて、息子の好きなようにできるよう、できるだけ口出しはしたくない。
だけどやっぱり息子のこと考えると心配で胃が キリキリするそうで、喋っている間も胃薬を飲んでました。
ぼくは、口にはしないこの事実も含めて「親心」として知る必要があると思う。
息子の気持ち
ぼく、じつはお伺い前にみやさんとお会いする機会があって、ちょっとお話してたんです。
みやさんは見た目の雰囲気からも滲み出ているのですが、まじで心優しい方です。
だから、今回の退職やホームレスの件も全て親御さんには「心配をかけたくない」という事で事後報告。結果的にバレちゃって倍の心配をかけていました。
その当時のことも自身のブログにしっかりと書き綴ってあります。
ホームレス生活が母親に知られた。その後。 – あほくおりてぃー
一度は「自分のことを心配して両親がケンカになってしまうなら、ホームレスもやめる」と言ったこともあるという、みやさんの心中も本当に複雑だったと思う。
全てを踏まえて自分の思ったことを貫き続ける息子。
そこには冒頭に書いた夢を実現する為の覚悟があります。
親と子、双方の気持ちを聞いておもうこと
ただただもどかしかったです。
ぼくは第三者だし、自分が子育てを経験している訳じゃありません。
どれだけ息子を心配しているのかも、ぼくにはきっと想像しきれません。
挑戦する息子を「まだまだ心構えが甘い」と心配する気持ち、「いつでも帰ってきてもいいよ」というのか、「言ったからにはやってこい!」と言い放って見守ることの、どちらが本当に息子の為を思った優しさになるのか。
答えはわかりません。
少なくとも、そう思ってもらえている優しさのおかげで、みやさんは優しい人に育ったんじゃないかなと。
あ、すんません。出張まかないの「ま」の字もない記事になってました。
改めまして今回の出張まかないはコチラ!
とり野菜みそ鍋+牛肉と小松菜のトロトロ炒め
実は今回、ぼくがお伺いする前に、ぼくの「amazon欲しいものリスト」を見て、この味噌を欲しがっているのを知り、お土産として購入しておいてくださっていました。
でも、目の前にあるからにはやっぱり食べてほしいので、その場で使わせて頂きました。
とり野菜味噌煮
牛と小松菜のトロトロ炒め
その昼間から飲み続けた胃にとり野菜の味噌汁を休憩として挟み、牛と小松菜のトロトロ炒めをアテに更に楽しい時間を過ごさせて頂きました!
50円整体師の親御さんから頂いた「報酬」
で、条件である「何か1つくださいコーナー」です。
出張まかないでは「なんでもいいから家にある、あまりものをひとつお伺いした記念にください」ってことなんですけど、もらったのコレでした。
神。
多くの言葉はいりません。本当に、本当にありがとうございました!!
まとめ
親と子の気持ち、たぶん子供は親にならないとわからないことっていっぱいあって、まだまだ親になんてなれないぼくは何もわかっていないんだろうけど、第三者から勝手な目線で、親子の関係ってやっぱりめちゃくちゃ素敵だなって感動しました。
まだまだ出張「まかない」受け付けてます!
以上、ぼりでした!