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こんにちは、石川県の金沢市の隣町「津幡町(つばたまち)」で育ったぼりです!
今回、石川県金沢市にある愛のあふれるセレクトショップ、【epochz(エポーチ)】を紹介させていただきます。
epochzってどんなお店?
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金沢市中心部のファッション街「竪町」からは離れた閑静な住宅街にある、地域に根付いたセレクトショップ。
オーナーの小村明生氏(以後、あきおさん)が自ら選んだブランドとepochzオリジナルブランド「sonick」のアイテムが揃っています。
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金沢の中心地にあるファッション街から離れた場所にも関わらず、幅広い年齢層から愛され今年で開店19年をむかえました。
epochzが愛される3つの理由
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ぼく自身、金沢市内の高校を卒業してからこれまで10年以上、石川県外で働くことになってもずっと通い続けているepochz。
これには明確な理由が3つあります。
epochz独特のアイテムセレクト
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もちろんアパレルのセレクトショップとしての魅力がハンパないんです。
ぼくは特にあきおさんの選ぶ「着心地にこだわった服」が大好きです。
今回取材として訪れさせて頂いたのですが、今回もしっかりと心を打つパンツがあったので思わず購入。
ぼくみたいなやつがモデルになるのは本当に申し訳ないのですが、本当に素敵なパンツだったので紹介させてください!
epochzオリジナルブランド「sonick」のイージーパンツ
今回購入したこちらのパンツ(¥16,000)はあきおさんとデザイナーのYUKAさんでデザインを手掛けた力作。
伸縮性に富んだ素材と使い手の視点で作られたポケットやパンツのシルエットが最高に素敵です。
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また前後の2面だけでなく側面にも別に生地を使い、3面で構成されたこのパンツは動きやすさ、ハンパないです。
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バイクにまたがろうとして股が破けちゃうぼくみたいなやつにはまさに神のようなパンツ。
さらにさらに、この後ろポケットの位置と裏地の色。しかも側面の記事はsonickの「S」が生地で描かれとる。
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オシャレ過ぎかよ…。
試着と同時に購入。そのまま履いて帰りました。
オーダーで作るsonickのレザーアイテム
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sonickが手掛けるのは服だけではありません。
革職人、塚崎伸也氏とのコラボで、自分の好みのカラーや構成を考えられるレザー製品も取り扱っています。
ぼくが今使っている、財布、iPhoneケース、手帳カバーまで、全てこちらで僕好みにデザインさせて頂きました。
財布に関しては6年以上使い続けているにも関わらず、一切の故障もなく使い込んだ分の味を出してくれます。
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細かいカスタムも可能。ぼくは財布の小銭入れ部分を取り外せるようにしてもらいました。別としてこの部分にもうひとつカードの収納をつけられるようにしてあります。
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アパレルショップにトマト!?金沢の「いいもの」を店に置くちょっと変わったスタイル
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これは実際にいま、お店に並んでいる商品たちです。
オシャレな服や小物が並ぶ中、同じ棚に飾られるトマト。
一旦目を疑います。笑
じつはコチラ、菊理農園という金沢市の山奥で徹底的にこだわってつくられたトマト。
このトマト、ひとつ頂いたのですが、めっちゃくちゃうまいんです。
食ってるぼくの写真も載せちゃっていいですか?
載せます。
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失礼しました。
甘すぎず、程よい酸味。おそらくちょっと冷やして食べるのが1番うまい。
こうした金沢の「いいもの」を店頭に置き、お客さんと共有することで金沢自体を盛り上げることに力を入れています。
以前は金沢のポップコーンなんかも置いてました。
「いいもの」であれば訪れるお客さんと共有する、あきおさんがお客さんと寄り添うスタイルが18年間もの間愛され続けている理由なんだとおもいます。
epochz最大の魅力、あきおさんの「人間性」
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どういう言い方が正しいのか分かりませんが、アパレルショップで服がオシャレなのは当然のこと。
これはアパレルに限らず、サービス業すべてに共通するとおもいます。
金沢市はアパレルに関してはすごく意識が高い土地で、首都圏でないにも関わらず、ファッション雑誌のストリートスナップに「東京」「大阪」「名古屋」「金沢」とかって掲載されることもあります。
こうしたオシャレなお店が数多くある金沢で、ぼくがずっと変わらずepochzに通い続けるのは、あきおさんの愛の溢れる「温かさ」に惹かれるからです。
地域の「いいもの」であればアパレルショップであっても関係なく紹介しちゃう温かみ、ひとりひとり丁寧に対応する接客。epochzの前を通る小学生や女子高生もみんなあきおさんを見れば気軽に声をかけてきます。
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最近は駄菓子コーナーとかゲームコーナーを作り、どんどん既存のアパレルショップの形を柔軟に壊していっています。
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なぜ、アパレルショップとは関係のない駄菓子やゲームコーナーを設けるのか。そこにはあきおさんの想いがあります。
子供たちの「ひみつきち」になってほしい
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自分が子供の頃、「こんな遊び場があったらよかったのにな〜」って思ったものを、大人になって実現することができるようになった。
ゲームコーナーでみんなで勝負したり、マイクを使って実況の役をまたみんなに挑戦してもらったりして、いろんな遊びにチャレンジする。
子供たちに対しても、あきおさん自身が「大人」の立場で迎えるのではなく「ここは秘密基地だから絶対教えたらダメだよ」って言うそう。
でも、それはもちろんのことながら、知られたくない訳じゃなくて、「ひみつ」ってワクワクするから、友達にエポーチを教えるときも「絶対言っちゃだめだよ」ってワクワク感を楽しんでほしいってことでした。自分がほしかったものを実現しているから、純度がめちゃくちゃ高いし、なによりあきおさん自身がワクワクしてるんです。
また、金沢は本当にオシャレへの関心が高く、多くの若者がファッションに興味を持っています。
金沢文化服装学院という学校もあるのですが、課外授業でepochzと連携して授業なんかも行っています。
「epochzアート」多彩なキャラクターと遊び心
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エポソース(オーロラソース)
Art by「MIHOKO」
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「個性と個性が交わるとき、新たな色や味が生まれる」というコンセプトで描かれた1枚。
スター状態になる瞬間のマリオ
Aty by「あきおさん」
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国民的人気ゲーム、スーパーマリオの主人公「マリオ」がスターをとり、無敵状態になる瞬間を描写した1枚。「人が強く変化する瞬間というのは雷が落ちたような衝撃と共に訪れる。」その瞬間を切り取って描いた1枚。
人が大きく変化するのってほんと一瞬のことですよね。
epochzオリジナルステッカー「ゴースト」
![f:id:boriesy:20160728202800j:image f:id:boriesy:20160728202800j:image](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/b/boriesy/20160728/20160728202800.jpg)
これ、マリオの相棒、「ヨッシー」に見えますよね?
でも違うんです。この画像を見てからもう一度見てみてください。
![f:id:boriesy:20160728202814j:image f:id:boriesy:20160728202814j:image](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/b/boriesy/20160728/20160728202814.jpg)
そう、鼻の部分だけ見るとゴーストなんです。
これにも大切な意味が込められていて、「パッとみただけではわからない、2面性が必ずすべてのことにはある。いろんな角度からものごとを捉えることができたら、人生はもっと豊かになる。」
そんな思いを込めて、ヨッシーとゴーストを合わせてこのキャラクターを作り上げたそうです。
深い。
また、このステッカーは店に訪れる子供から高校生までいろんなひとにイラストを描いてもらって、あきおさんがチョイスしたものを実際のステッカーとして用意しているそう。
![f:id:boriesy:20160728202837j:image f:id:boriesy:20160728202837j:image](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/b/boriesy/20160728/20160728202837.jpg)
自分の描いた1枚の絵が、セレクトショップのステッカーになったらめちゃくちゃ嬉しいですよね!
ずっと昔、僕が行き詰まった時に救ってくれたepochzの温かい空気をみなさんにも感じて頂けたら幸いです。
金沢にお越しの際は是非epochzへ!
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これだけ愛の溢れたセレクトショップ「epochz」には本当に是非一度足を運んでみてほしいです。お子さん連れも大歓迎。
写真の通り、なんなら駄菓子だって置いちゃってるくらいなので。笑
epochzへのアクセス
- 住所 〒920-0364 石川県金沢市松島3-135
- TEL 076-249-6248
- FAX 076-249-6320
- URL http://www.epochz.com/
- E-MAIL info@epochz.com
バスでお越しの場合
北陸鉄道バスでお越しの場合
金沢駅 東口より⑪番のりば
51 白菊町経由 みどり2丁目・打木ゆき
56 白菊町経由 済生会病院ゆき
(54) 富本町経由 倉部ゆき ※(54)の上安原ゆきは松島北には停まりません。
上記の路線をご利用いただき、「松島北」にて降車ください。目の前が当施設となります。※詳しくは、北陸鉄道ホームページにて。
引用元:テルメ金沢HP
こちらが最寄りのスーパー銭湯「テルメ金沢」へのアクセス方法になります。
こちらの路線バスで「松島北」で降車後、徒歩5分圏内にepochzはあります。
まとめ
金沢の魅力は中心部だけにはとどまりません。
ここ「epochz」とオーナーの「小村明生氏」を含め、多くの魅力的な場所が金沢には存在します。
個人的な話になりますが、ぼくはずっとあきおさんに憧れ続けています。
いつかepochzのような温かい雰囲気のお店を飲食店で構えたい。
金沢にお越しの際は是非中心街だけでなく多くの「金沢」に触れてみてください!
きっと金沢が大好きになるとおもいます。
以上、ぼりでした!!