ぼり@板前ブロガーです!
これまでぼくは電気工事の会社、佐川急便、板前と様々な業種に転職を繰り返してきました。その中で確信した転職するかどうかの判断基準を書き起こします。
以前ぼくはこんな記事を書きました。
*記事中より引用
今自分が起こそうとしている行動に躊躇しているのは びびっちゃって「できない」のかあえて「やらない」のか、その違いを見極めること。 全てにおいて現状に変化をつける事が正しい事だと僕は思いません。
辞めること、転職することだけが行動だとは思うな
よく転職をしようとしている人に対して、まず行動を起こした方がいいという意見を聞きます。
確かに、現状よりも飛躍できるビジョンがあればその行動は意味があると思うし、ビジョンがなかったとしても行動しないと見えなかった事ってたくさんあります。
ぼく自身、初めての転職の時は全くビジョンなんて見えてなかったし、転職した事から視野が広がったのでやっぱり転職してよかったと思っています。
ただし「行動を起こした方がいい」という言葉はあくまで、転職する事にビビってしまっている人に対してかける言葉です。
転職する行動力自体はある。じゃあその転職において何をしたいのか。
- 人付き合いが辛い
- 労働時間が長すぎる
- 仕事に熱が入らない
こんな人はぼくは早めに転職しちゃっていいと思うんです。
多分目標とかがそんなに定まっていないから。
だけど、自分のやりたい事、手に入れたいものがあるんだけど、ステップアップがただ思い通りにいかない状態がくやしいだけなら考え直すべきです。
転職する勇気をすでに備えているひとはもう一つ先まで考えて欲しい。
これからのスキルアップや何かメリットがある行動じゃない限り、現職に留まり時にはじっと耐える事も「行動」なんです。
ぼくが実際に「今を耐えたこと」で得たもの
ぼく自身、今の勤務先を何度か辞めようかと考えた事があります。
その時は、なかなか次のステップの仕事に進ませて貰えなかった事から別の修業先を考えていたのですが、「今の修業先」と、「知らない修業先」だったら、知らない修業先の方が確実に不利なんです。
店の勝手や、伝統がわからないので実力自体が2〜3割減で評価されます。
それを踏まえた上で現在の職場に留まるという「行動」を起こしました。
結果その数ヶ月後になりますが大きな昇進チャンスが浮上し、逃さず掴み取る事ができたので留まるという「行動」は善となりました。
まとめ
結果論として成功したというのはもちろんよかったのですが、なにより自分の本心と向き合った時に、ただ現状が面白くないからというだけで現状から目をそらしているようでは何を選んでもまた行き詰まるだけでイヤになって都合よく「俺にはむいてなかった」と自分に嘘をつく。
この「自分の本心に向き合っていない人」って結構おおいです。
だからこそ、自分の本心とちゃんと会話してただ行き詰まってイヤになっているだけなのか、本当に自分のしたい事と違っていたのかの区別をつけた上で「行動」するべきなんです。
だから何かにつけて「転職する事が自分の環境を変える機会と捉えるの」ではなく現状を耐えて、これまで以上にそこから更にその上を目指してみるという現状維持も立派な行動であるという事をぼくは実体験として確信しています。
「転職で何か変わるという他力本願で無責任な転職で希望を見出さず、自分の力で何かをつかみ取る転職」をこれから転職する時には考えてください。
以上、ぼりでした!
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